頭のいい人の勉強と自分の勉強の違い【NBME form16】
Rxを始めて3ヶ月が経ち、2週目と言われるものが終わり、1度通読をして模試を受けてみました。
結果は想像を絶するものでした。
Rxだけで合格点を取る人を何人か見ていたので、僕も実際200点くらいは、最低でも合格点は欲しいなと考えていました。
結果は182点
前回が167点でしたので僅か15点しか1ヶ月で上がりませんでした。
正直、言い訳したいところは色々出てきますが、(問題読みミスなど)それを含めてもここまで低い点数にはならないと思います。
僕が問題を爆速で解いていたのには理由があって、やはり質より量であるというブログを見ていたことが大きかったです。
Twitterをしていると成績優秀な人達と関わることができて、思った事がいくつかあります。
【僕のダメだったところ】
・問題を残像で解いている(頭で理解しているつもりでも実際理解していなく、見たことあるような問題のみ解ける)
・結局のところの基礎医学(FAの臨床科目の最初の数ページの根本的理解、病理学、生理学、生化学)の基盤がグラグラで自分で用語のきっちりした説明が出来ない。(Gタンパクの説明を本当にしっかり説明できる、DAG.IP3.PKAなどをしっかり理解して説明できるかとか)
•USMLE始めたての人がよくやりそうな副作用や珍しい病気のことばかりに目がいく(だからNF1.2だとか結節硬化症とかの問題はとける)
•問題数を解くことが重点だったので、80問も解けば1日かかる。かつ問題集の解説を読むだけでは自分で考えたことにならず、能動的に自分でその間違えた知識を含む全体的な学習が削がれていたように思う(もちろん問題集でちゃんと理解して覚えられる人もいる、僕はRxでそれをできなかった)
【頭がいい人】
•まず基礎知識がある程度しっかりしている(化学、生物の分野もある程度抑えているから、暗記ではなくそれをベースとした理解ができる)
•そもそものキャパ(筋トレで体幹を鍛えれば痩せにくいだったり、いろんなスポーツに生きるように、上記でかいたような基礎が体幹となり、たくさんの問題を解いてもパンクせず、理解ができる)
•そもそも英語力が高い(英語と日本語の境目が自分より遥かに狭い)
他にも色々書こうと思いましたが、結局基礎知識と語彙力だと思います。
基礎知識というのは今まで中学、高校で得てきた知識を含みます。やはり学際的理解というか、いろんなことを知っているからいろんな知識に繋がることができて、知識がさらに補強されるのだなと思います。だから人よりも時間がかからず、いうならば人より効率よく勉強できる、量がとけるという感じだなと思います。
じゃあこれからどうするのかというと
毎日のノルマを下げて、知っているつもりの語句•用語の根本的理解をしていこうと思います。(GFRとは?FFとは?など)
1日のノルマが終われば、FAの理解しているつもりの用語に対して説明を加えていったり、全体像を掴むような勉強をしていきたいと思います。
そして、基礎医学を基盤として、疾患を考えられるようにしていきたいです。(まだ実際どうするかは決めてないですが)
問題数を多く解くと、おそらく残像が多く残るだけで、おそらくそれだけでも解ける問題は増えるでしょうが、僕が求めるのはそうじゃないです。
おそらく高得点かそうじゃないかを大きく決めるのはこの基礎の部分じゃないかなと、今はそう思います。
今回の模試でマジで心が折れそうになりまして、放心状態で1時間勝手に立つほどでしたが、前を向くようにします。
UWがstep1でやる最後の問題集になる可能性は高くなりますが、本当に一言一句理解できるように努めたいと思います。